研究課題/領域番号 |
24K03414
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01040:思想史関連
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
KLAUTAU Orion 東北大学, 国際文化研究科, 准教授 (10634967)
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研究分担者 |
石井 公成 駒澤大学, 付置研究所, 研究員 (10176133)
曽根原 理 東北大学, 学術資源研究公開センター, 助教 (30222079)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 憲法十七条 / 先代旧事本紀大成経 / 五憲法 / 明治憲法 / 「和」の思想 |
研究開始時の研究の概要 |
聖徳太子像の研究はこれまで、古代から中世までの事象が主な課題だった。それに対して本研究は、近世から近代にいたるまでの時期を念頭に置き、「憲法作者」としての太子の歴史像がいかに成立し、いかなる政治的・思想的な役割を果たしたのか、検討するものである。現代において、太子を「宗教者」よりも偉大なる「政治家」として認識している者が多く、「憲法十七条」を日本的デモクラシーの起源とみるものも少なくない。しかし実は、憲法を中心として太子を捉える姿勢は、意外に新しい見方である。本研究はそのイメージを軸に、「教祖史」や「英雄像」の観点から日本を超えたグローバルな宗教思想史研究につながるような成果を目指す。
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