研究課題/領域番号 |
24K03454
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01050:美学および芸術論関連
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研究機関 | 専修大学 |
研究代表者 |
宇野 瑞木 専修大学, 文学部, 准教授 (60794881)
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研究分担者 |
神林 尚子 大妻女子大学, 文学部, 准教授 (20759485)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2027年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 説話 / 孝 / 二十四孝 / 東アジア / 図像 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の中心課題「二十四孝」は、家における実践倫理「孝」を24人の孝子の事蹟(孝子説話)によって説いた説話集である。儒教経典『孝経』の抽象的な孝実践の在り方に対し、説話として具体的に孝の実践例を示した「二十四孝」は、前近代の東アジア諸地域社会に広く共有された。東アジアにおいて広く「孝」思想を浸透させた孝子説話の研究は、従来単に儒教の受容という一面的理解にとどまってきた観が否めない。本研究では、表象という視座を設けることで、東アジア諸地域における説話の多面的な機能を明らかにし、さらに近代にそれがいかに変質・排除・忘却されていったのかを多層的に解明することを目的としている。
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