研究課題/領域番号 |
24K03461
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01050:美学および芸術論関連
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
今村 信隆 北海道大学, 文学研究院, 准教授 (90793620)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 美術批評 / 声 / 演説 / 座談会 / 美術雑誌 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、近代的な美術批評の誕生にあたって、「声」や「語らい」が果たした役割を明らかにする。 美術・芸術に関する専門的言説は、従来、書かれたことばをモデルとして理解されることが多く、話されたことばの価値や意義は充分に検討されてこなかった。しかし、明治期から大正期にかけての鑑定会、品評会、演説、座談会等の歴史をひもとくと、書きことばに拠る専門的言説の権威によって、話されたことばが次第に周縁に追いやられていくプロセスが浮かび上がってくる。 本研究では、このプロセスを解明し、明治期の「演説文化」と美術論との関係や、美術雑誌での座談会の意義、近代の美術館における「静粛」の要請の背景等を示すことを目指す。
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