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「アルメニア近代国民音楽の創始者」コミタスを彫琢した疑似国民国家と移住者

研究課題

研究課題/領域番号 24K03463
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分01050:美学および芸術論関連
研究機関東京大学

研究代表者

吉村 貴之  東京大学, 大学院総合文化研究科, 学術研究員 (40401434)

研究期間 (年度) 2024-04-01 – 2028-03-31
研究課題ステータス 交付 (2024年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2027年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワードアルメニア / 国民音楽 / 移住 / ソ連中東関係 / 社会主義
研究開始時の研究の概要

アルメニア人の音楽家コミタスは、20世紀初頭の同時代作曲家と比べて独自作品が少ないのにアルメニア人社会で「近代国民音楽の創始者」とされているのは、第一次世界大戦中のオスマン帝国下のアルメニア人虐殺・追放事件に巻き込まれたコミタスが、第一次世界大戦後に旧ロシア帝国地域に成立したソヴィエト・アルメニアという社会主義「国家」にとり、民族的悲劇という国民統合の象徴にふさわしかったためである。その直弟子トゥマジャンがアメリカからソヴィエト・アルメニアに移住してコミタスの業績を伝えたのと同時期にアルメニア科学アカデミーでコミタスの全集の編纂が始まったが、これがコミタスの神話化にどう影響したのかを検証する。

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公開日: 2024-04-05   更新日: 2024-06-24  

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