研究課題/領域番号 |
24K03482
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01060:美術史関連
|
研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
寺門 臨太郎 筑波大学, 芸術系, 准教授 (80334845)
|
研究分担者 |
金井 直 信州大学, 学術研究院人文科学系, 教授 (10456494)
田中 修二 日本大学, 芸術学部, 教授 (70336246)
荒木 慎也 多摩美術大学, 美術学部, 特定研究員 (60816370)
|
研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2025年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | 石膏像 / 石膏模像 / 彫刻史 |
研究開始時の研究の概要 |
西洋古代から近世の彫刻を原作とする石膏製のコピー(=石膏模像)は、明治時代に美術教育の制度とともに日本に入り、おもにデッサンの教材として普及してきた。そのような石膏模像については、オリジナルとコピー、作品と非作品を差別し階層化する西洋近代の価値観に根ざす美術史研究においては、これまで正面切って論じられることがほとんどなかった。 本研究では、石膏模像を彫刻史のうえに据えて体系化し、日本や東アジア諸国での石膏模像の受容と変容が受動的で一元的な欧化現象ではなく、むしろ能動的で多元的な非西洋化のあらわれであることを明らかにし、非西洋的な視点による美術史の叙述をおこなおうとする。
|