研究課題/領域番号 |
24K03505
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01060:美術史関連
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研究機関 | 東京藝術大学 |
研究代表者 |
中江 花菜 東京藝術大学, 学内共同利用施設等, 特任助教 (90899303)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 洋風額縁 / 額縁 / 雑誌広告 / 美術制度 / 洋画 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、洋風額縁製造の嚆矢である磯谷商店をモデルケースとして、近代日本における額縁店の事業を美術雑誌に掲載された広告を通じて総合的に明らかにするものである。明治期以降、美術界の急速な近代化と欧米化と時を同じくして、洋画に必須の存在である「額縁」を作る「額縁店」という新しい商いが生まれた。その先駆的な役割を果たした磯谷商店は額縁製造にとどまらず絵画に関わる幅広い事業を展開し、その事業内容を雑誌広告でひろく宣伝した。その雑誌広告を手掛かりに西洋美術との邂逅が生んだ「額縁店」という新たな職種に、いかなる西洋的な制度の移植が行われたのかを検証する。
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