• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

近世初期の風の表象ーロヒール・ファン・デル・ウェイデンの遺産

研究課題

研究課題/領域番号 24K03520
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分01060:美術史関連
研究機関関西大学

研究代表者

蜷川 順子  関西大学, 東西学術研究所, 客員研究員 (00268468)

研究期間 (年度) 2024-04-01 – 2028-03-31
研究課題ステータス 交付 (2024年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2027年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード風の表象 / ロヒール・ファン・デル・ウェイデン / 聖霊解釈の変化 / 16世紀の気象学 / 磔刑図
研究開始時の研究の概要

本研究は、ロヒール・ファン・デル・ウェイデンの《七秘跡祭壇画》における翻る布の表現が、「聖霊のルーツに自然の風がある」という宗教的、歴史的知見に基づくことをあきらかにする。これは、古代復興というルネサンス的性格を有する解釈であり、人間の生活や運命が自然現象に左右される際にも神の恩寵を願うという、キリスト教の人文主義的変化を意味する。本研究では、このことが風や大気の研究を含む16世紀の自然科学の発展と関係する諸相を探り、磔刑図をはじめとする宗教画や、さまざまな形で急速に発展した風景表現の中に、目に見えない風や大気の意識化の過程を浮き彫りにする。

URL: 

公開日: 2024-04-05   更新日: 2024-06-24  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi