研究課題/領域番号 |
24K03524
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01060:美術史関連
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研究機関 | 地方独立行政法人大阪市博物館機構(大阪市立美術館、大阪市立自然史博物館、大阪市立東洋陶磁美術館、大阪 |
研究代表者 |
田林 啓 地方独立行政法人大阪市博物館機構(大阪市立美術館、大阪市立自然史博物館、大阪市立東洋陶磁美術館、大阪, 大阪市立美術館, 学芸員 (10710402)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2027年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2026年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2024年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 基底材 / 絹 / 敦煌 / 仏画制作システム / 10世紀 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、敦煌莫高窟より発見された仏画のうち、英国・仏国・中国所蔵の10世紀の絹本画(銘文有)の基底材である絹(構造と絹目)の分析調査をし、その結果を法量や描画水準の分類表と照合して、当時の敦煌仏画制作システムを解明する。 具体的に、仏画制作体制が、注文主の身分や経済力によって、如何なる受注制作を行い、どのように作り分けていたのかを提示することを目指す。当該作品のうち、米国と日本所蔵作品の調査は済んでいるため、本研究では、英国と仏国所蔵および中国所蔵の作品計約20点を調査対象とする。その成果は、敦煌の性質解明に寄与し、西域及び東アジアの仏教美術制作の様相の理解にも貢献する。
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