デジタル造形技術を活用した文化財複製による文化の共有と継承に関する研究

• 研究課題/領域番号: 24K03560
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分01070:芸術実践論関連
• 研究機関: 名古屋市立大学
• 研究代表者: 小俣 英彦 名古屋市立大学, 大学院芸術工学研究科, 准教授 (60463949)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2025年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円); 2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: デジタル造形 / 文化財複製 / 文化の共有と継承

研究開始時の研究の概要

本研究はデジタル造形技術を活用した文化財複製による文化の共有と継承に関する研究である。人類共有の財産である文化財のデジタル造形技術を活用した複製再現を通して、単なる文化財そのものの複製にとどまらず、文化財が後世に継承すべき核心を、歴史、文化的背景、素材や技法などのオリジナルの文化財の制作工程などから学びとり、文化財が内包する本来の価値、意義を明らかにする。その上で、文化の継承と共有のための新たな手段として、これまでにない文化財複製の制作と活用のための研究を行い、共感や感動を共有できる社会の文化資源として、文化財の複製に関する新たな文化的価値を創造する。