研究課題/領域番号 |
24K03573
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01070:芸術実践論関連
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研究機関 | 嵯峨美術大学 |
研究代表者 |
京都 絵美 嵯峨美術大学, 芸術学部, 准教授 (40633441)
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研究分担者 |
塚本 麿充 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (00416265)
安永 拓世 成城大学, 文芸学部, 准教授 (10753642)
早川 典子 独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所, 保存科学研究センター, 室長 (20311160)
菊池 理予 独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所, 無形文化遺産部, 主任研究員 (40439162)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2026年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 画絹 / 絵画 / 絹本 / 製糸技術 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、画絹に用いられる絹糸の形状と性質に着目し、製糸技術の違いが画絹の性状に及ぼす影響について考察するものである。近代以前の在来製糸技術については不明な点が多く、日本と中国の技術差、また製糸技術の近代化と絵画技法との関連も明らかでない。本研究では絹糸の形状、抱合状態および水分感度が画絹の性質を左右し、描画、ひいては文化財の保存修復とも密接に関わると考え、文献史料に基づいて製糸技術の展開を整理するとともに、絹本絵画のマイクロスコープ調査と画絹試料の製作および実験を通して、技術の違いによって画絹にどのような影響が現れ、それが描画上でどのような視覚的効果をもたらしているのか考察する。
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