研究課題
基盤研究(C)
本研究では、①問題を抱えながらも学生相談などのカウンセリングにつながらない学生、②カウンセリングを受けるほどではないが何かを抱えている学生、③楽しさを求めている学生の支援・バックアップを視座に置いた、「ゆるやかな学生支援」モデルを構築する。具体的には、評価や制約から自由で他者との交流があるサードプレイス的な場において、演奏が比較的易しいウクレレを用いた集団セッションを実施する。セッションのもち方やかかわり方は1年間かけて確認と修正を繰り返し完成させる。その後は心理学的・生理学的側面から効果の検証・事例の積み上げをおこなうとともに、データの収斂による知見の深化を目指す。