研究課題
基盤研究(C)
わが国では現在、エビデンスに基づく政策立案 (EBPM) が推進され、各府省が一斉に取り組みを進めている。だが実際にはエビデンスの活用形態は政策分野によって大きく異なる。申請者らは最近、12 分野のEBPMの現状と課題に関する比較研究を行った。その結果得られた俯瞰的な視点を踏まえ、本研究では特に課題解決の余地が見込まれる4分野のEBPMに焦点を当て、海外の研究者とも意見交換を行いつつ、各分野の個別の状況をインタビューなどで詳細に把握して各分野の課題の構造を解明する。それにより今後のEBPMの実践の実効性向上に貢献する。