研究課題
基盤研究(C)
原爆被災は2025年に80年を迎えるが、一方で100年に満たない。被爆年以降から開始される調査は、時間が大きく経過しておらず、現在も継続している。こういった完了していない件に関しての研究は難しい部分もあるが、あまり時間を置いていないことの利点を生かしながら、調査を進めていく。例えば、被爆者調査について、作成側、回答側などの関係者のなかでご存命の方が見つかれば取材を試みる。あるいは、未整理や不明の資料の探索と整備など、まだ間に合う資料整理も考慮する。このように、後世、その調査を調査する際に役立つメタデータの生成や、活用しやすいアーカイブズ的整備の検討を意識しながら研究を行う。