古典籍をめぐる幕末明治期における人的交流に関する発展的研究

• 研究課題/領域番号: 24K03652
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分02010:日本文学関連
• 研究機関: 国文学研究資料館
• 研究代表者: 山本 和明 国文学研究資料館, 研究部, 教授 (90249433)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円); 2027年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
• キーワード: 鹿田松雲堂 / 古典籍商 / 蔵書目録 / 蔵書家 / 古書展覧会

研究開始時の研究の概要

本研究は、水谷不倒以来ほとんど進展してこなかった古典籍商に残された資料群からみた古典文学研究、書物文化研究の可能性を探る試みである。具体的には鹿田松雲堂歴代主人の日誌ならびに手元に残された書簡類、幹事等の立場で関わった古書研究会の記録簿等を確認していきながら、その資料的価値を判断し、解題等を作成していくことで、鹿田松雲堂に集う蔵書家たちとの交流および古書交換会の実態を解明していく。