研究課題/領域番号 |
24K03655
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02010:日本文学関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
木下 華子 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (10609605)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2027年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 中世文学 / 和歌文学 / 紀行文 / 随筆 / 日記 |
研究開始時の研究の概要 |
言葉・表現・作品と、社会的な記憶のあり方は大きな相関関係を有する。中世日本では、社会的な動乱の記憶が多くの作品の生成を促し、それらの作品が新たな社会的な記憶を形作した。社会的な大事件や危機は、それらを収める新たな論理や物語が要請する。この要請は個人・共同体・文化圏と様々なレベルで出来し、それぞれの思いや立場、正当性、価値観などを反映し、対立や衝突をも生じながら、新たな文学と社会的な記憶が創り出されるのである。ならば、中世日本とは、社会的な記憶と文学のあり方が顕著に表れる時代と位置付けられる。本研究では、中世日本文学の諸作品を対象に、社会的な記憶と作品生成のあり方を問い、関係性の解明を目指す。
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