| 研究課題/領域番号 |
24K03678
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| 研究種目 |
基盤研究(C)
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| 配分区分 | 基金 |
| 応募区分 | 一般 |
| 審査区分 |
小区分02010:日本文学関連
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| 研究機関 | 摂南大学 |
研究代表者 |
橋本 正俊 摂南大学, 国際学部, 教授 (30440655)
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| 研究分担者 |
美川 圭 立命館大学, 文学部, 教授 (20212227)
大山 和哉 同志社大学, 文学部, 准教授 (50803087)
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| 研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| 研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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| 配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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| キーワード | 明月記 / 藤原定家 / 古典学 / 歌会 / 連歌 |
| 研究開始時の研究の概要 |
鎌倉前期の代表的な宮廷歌人である藤原定家の日記『明月記』を主たる研究対象とし、その文学的環境を解明することを目的とする。具体的には、『明月記』の記事を通して、定家の歌合や勅撰集編纂などの創作活動、古典作品の書写・校訂作業、和漢の古典知識、文学的表現、さらには定家の人間関係や活動範囲などの文学的環境について明らかにする。 また、『明月記』を精読、分析し、人名や地名の比定などを通して、人名・地名・件名や語句等を検索できるデータベースを作成する。
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| 研究実績の概要 |
研究遂行のため、文学・歴史の研究者により研究会を組織し、毎月一度、研究代表者主催のもとで開催し、全員で分担して精読を中心とした『明月記』の研究報告を行った。研究会は1年間で計12回、14日開催した。 研究会では次の二点に留意して報告と議論を行った。第一は、『翻刻 明月記』(朝日新聞社刊)による徹底した人物比定、地名比定などに基づく、「読み」を示すことである。第二に、これまで文学研究において個々の関心に基づいて活用されてきた『明月記』の記事を、単なる和歌研究の資料としてだけではなく、広く文学的環境という視点のもとで考察対象とすることで、文学研究資料としての『明月記』の価値を明らかにすることである。そして、その過程において、次の①~⑦の対象となる人名・件名や語句等のデータベースの作成を進めている。①古典作品(漢籍)からの引用(故事・慣用句など) ②定家の創作活動(歌会、詩会、連歌会等とその作品) ③②以外の文学活動(編纂・書写など) ④人々との交流、公家社会の動向 ⑤記録中の文学表現 ⑥説話的記事 ⑦用語・用例(日本語学的研究) データベースの作成にはエクセルを使用し、『翻刻 明月記』の該当ページに速やかにアクセスできるようにしている。人名や地名は、本文に掲出されるそのままの形ではなく、現在における通称や一般的に用いられる名称に比定することで、今後の歴史学、文学研究の進展に大いに寄与できるように工夫している。
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| 現在までの達成度 |
現在までの達成度
2: おおむね順調に進展している
理由
計画通り、月に1回のペースで研究会を開催できている。 また、おおむね順調に、各自分担した『明月記』の本文読解作業を進められている。
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| 今後の研究の推進方策 |
現在のペースで研究会を開催し、25年度末までに、『明月記』本文の読解作業を終えることを目標とする。その後、改めて全体の再検討を行い、成果をまとめる予定である。
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