研究課題/領域番号 |
24K03701
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02030:英文学および英語圏文学関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
後藤 和彦 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (10205594)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2028年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2027年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 後発近代 / アメリカ南部文学 / 近代日本文学 / 戦後文学 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は「後発近代性」という問題機制を基軸とし、ともに「敗北の文化」の所産としての共通の特徴を有するとみなしうるアメリカ南部と近代日本の文学に着目、それぞれ土地にまたたくまに訪れ、いずれをも暴力的に席捲し、結果、その地に「文化的敗北」をもたらした〈近代〉の、それぞれの土地における反発と受容の様相をもっとも劇的に示したと思しき文学者たち――それは結果として、南部にあっても近代日本にあっても、〈近代〉がそれぞれの土地にもたらした違和感にもっとも直截率直な表現を与えた文学者たちであるだろう――をおおむね時代順に取り上げ、それぞれの「国」の文学が指し示す特徴を吟味し、両者の比較考察を行う。
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