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ハーンと木下順二― 「日本」を語るオリエンタリズムと 「現代」を批判する民話の誕生

研究課題

研究課題/領域番号 24K03747
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分02030:英文学および英語圏文学関連
研究機関神戸大学

研究代表者

遠田 勝  神戸大学, 国際文化学研究科, 名誉教授 (60148484)

研究期間 (年度) 2024-04-01 – 2027-03-31
研究課題ステータス 交付 (2024年度)
配分額 *注記
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
キーワードラフカディオ・ハーン / 木下順二 / オリエンタリズム / 民話
研究開始時の研究の概要

英文学者・劇作家・評論家であった木下順二の民話劇『夕鶴』の成功は、戦後の「民話」ブームの火付け役となったが、若き日の木下が、ハーンにあこがれ、ハーン研究を志し、英文学者として身を立てることを夢見ていたことは意外に知られていない。政治思想の違いから、戦後、木下はハーンの影響を認めなかったものの、両者の代表作「雪女」と『夕鶴』を比較すれば、ローカルな言語や風俗を取り入れ、「異境」「異界」の価値観から中央の価値観を批判するという構造からみても、両者の同質性と関係性は否定できない。本研究は両者の影響関係と同質性と異質性を、オリエンタリズムを媒介とする再話文学の手法から検証することである。

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公開日: 2024-04-05   更新日: 2024-06-24  

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