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南北戦争表象と感傷の境界線--マーク・トウェインの初期、中期作品を中心に

研究課題

研究課題/領域番号 24K03749
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分02030:英文学および英語圏文学関連
研究機関東京都立大学

研究代表者

生駒 久美  東京都立大学, 人文科学研究科, 准教授 (00715063)

研究期間 (年度) 2024-04-01 – 2029-03-31
研究課題ステータス 交付 (2024年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2028年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2027年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワード南北戦争 / 感傷性 / トランスベラム / 境界線
研究開始時の研究の概要

本研究は、 マーク・トウェインによる南北戦争を主題にした初期、中期の作品群における時間性と感傷性、そして境界線を論考する。南北戦争以前の彼は、感傷的な詩を書いていた。しかし戦争勃発時に南部義勇軍に従軍した後、南部性と感傷性を抑圧し、ユーモア作家として大成した。興味深いのは、戦後の彼が戦前の南部および従軍体験を振り返るときに語りが感傷的になることだ。トウェイン作品の語り手および登場人物が、戦後の感傷的な視点から戦前、戦中を振り返る、もしくは戦前の視線から未来を夢想する際、内と外の境界線をどのように引き直しているのかを、コーディ・マーズの「トランスベラム」という時間概念を参照しながら考察する。

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公開日: 2024-04-05   更新日: 2024-06-24  

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