研究課題/領域番号 |
24K03759
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02030:英文学および英語圏文学関連
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研究機関 | 金沢学院大学 |
研究代表者 |
板垣 真任 金沢学院大学, 基礎教育機構, 講師 (50984283)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | アメリカ文学 / アメリカ文化 / 文学理論 / アメリカ史 / 司法 |
研究開始時の研究の概要 |
アメリカ文学文化研究において弁論や発声にまつわる話題を考察することは植民地時代の説教から大統領のスピーチに至るまで行われており、指導者の雄弁によってアメリカの共同体意識が歴史の中で繰り返し高揚したことは定説となっている。そこで本研究は文学作品における登場人物、主に男性の司法的な場における発声をその不能感や沈黙といった観点から捉え直す。発声の不全は証言の機会において「自分(の暴力)を説明できない」という状態を露呈する。そのような場面が時代を超えて文学作品内に反復することを検討したうえで、アメリカの歴史そのものにまとわりつく、「暴力を振るってしまったと説明することの難しさ」を探究する。
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