研究課題/領域番号 |
24K03768
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02040:ヨーロッパ文学関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
郷原 佳以 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (90529687)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2027年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | モーリス・ブランショ / 物語理論 / 非コミュニケーション理論 |
研究開始時の研究の概要 |
今日、物語理論は語りにおける言語機能の捉え方において大きく二つに分けられる。一方は発話理論に基づいて、虚構の物語をコミュニケーションの一種として捉える見方、もう一方は、虚構の物語はコミュニケーション行為ではないと考える物語理論である。この理論は、1950年代末にバンヴェニストとハンブルガーによってほぼ同時に提起され、1970年代にクロダとバンフィールドによって「語り手なしの語り」という仮説の追求として引き継がれた。バンフィールドの思想的源泉にはブランショの「言語の非人称性」がある。本研究は、言語の非人称性の探求と物語理論の繋がりを非コミュニケーション理論の可能性を追求することで明らかにする。
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