研究課題/領域番号 |
24K03771
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02040:ヨーロッパ文学関連
|
研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
若林 恵 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (00293001)
|
研究分担者 |
Emde Franz 山口大学, その他部局等, 名誉教授 (00209157)
新本 史斉 明治大学, 文学部, 専任教授 (80262088)
|
研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2028-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2027年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | スイス / 素朴 / 文学 / 芸術 / メディア横断 |
研究開始時の研究の概要 |
20世紀スイスの文学・芸術における「戦略としての素朴さ」についてメディア横断的な研究を行う。18世紀以降、新たな自然美として注目されるようになったアルプスはスイスに「牧歌的な素朴さ」のイメージをもたらしたが、19世紀の近代国家成立以後、このイメージは「スイス的なもの」としてイデオロギー化するに至る。こうした状況を背景に、20世紀スイスの文学・芸術において「素朴さ」は、多様な戦略をもって独自の展開を見せるようになる。本研究では、20世紀初頭から現代に至るまでのスイスの作家・芸術家たちが試みた「素朴さ」の戦略を、社会的・メディア的環境の変容と関連づけつつ、メディア横断的視座から論じる。
|