研究課題/領域番号 |
24K03803
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02040:ヨーロッパ文学関連
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
井戸田 総一郎 明治大学, 研究・知財戦略機構(駿河台), 名誉教授 (40095576)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2028年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2027年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | ニーチェ / 古典文献学 / リズム / メタファー / 気概 |
研究開始時の研究の概要 |
ヨーロッパの哲学史なかで、古典文献学の傑出した専門家から哲学者になった事例をニーチェ以外に見つけることは難しい。抽象的・概念的な言葉ではない独自の表現を生み出したニーチェ哲学の源泉が、古代ギリシャ語研究を土台とする古典文献学にある、という認識は欧米の最先端の研究の共通理解になっている。本研究は、ニーチェの古典文献学と哲学の密接な関りを分析するために、両者に通底する「韻律・リズム」などの問題域を設定し、バーゼル大学講義ノートを精密に読解することによって、歴史の隔たりを越えて古代と現代を結ぶニーチェ哲学の果敢な試みを再構成する
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