研究課題/領域番号 |
24K03818
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02050:文学一般関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
今泉 秀人 大阪大学, 大学院人文学研究科(外国学専攻、日本学専攻), 教授 (00263343)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 言語選択 / 体制移行 / 創作言語 / 台湾 / 文学制度 |
研究開始時の研究の概要 |
台湾は近代において、社会全体が劇的な変化を被った体制移行を二度経験している。最初は言うまでもなく下関条約締結後50年間の日本統治期に。そして1947年の戒厳令施行にから国民政府遷台を経た白色テロ時期に。体制転換は「本島人」と呼ばれ「本省人」と称された人々に言語転換の強制という、身体的な抑圧と精神上の苦悩をもたらした。 本研究は、50年間におよぶ植民地化による日本語同化政策のあとで、更に「中国語」に国語転換を余儀なくされた、台湾におけるこの言語転換と、それが作家及び文学創作に与えた影響を、特に戦後(国民党政権の遷台後)の「創作言語の選択」という問題に焦点を絞り明らかにするものである。
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