研究課題/領域番号 |
24K03827
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02050:文学一般関連
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
安保 寛尚 立命館大学, 法学部, 教授 (50733987)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | キューバ文学 / ヴァナキュラー文化 / 反奴隷主義文学 / アフロキューバ主義 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、キューバにおいて「黒人的なもの」と呼ばれるアフリカ起源の伝統が、西欧の伝統、とりわけスペインの伝統とどのように接触、交渉、変容して、キューバ文学の独自性を形成する要素となったのかを明らかにする試みである。キューバ文学史において、キューバの独自性が探求され、特にアフリカ起源の土着的要素(ヴァナキュラー文化)が作品に意識的に導入されたのが、反奴隷主義文学運動とアフロキューバ主義である。本研究では、この二つの時代に起こった運動の背景を明らかにしつつ、アフリカ起源の伝統がどのような思想や目的、戦略で利用され、キューバ文学を形成してきたのかを解明する。
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