研究課題/領域番号 |
24K03857
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02060:言語学関連
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研究機関 | 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所 |
研究代表者 |
井戸 美里 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, 研究系, 特任助教 (20802606)
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研究分担者 |
窪田 悠介 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, 研究系, 准教授 (60745149)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2028年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2027年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2025年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 意味論 / 語用論 / 慣習的含意 / 前提 / 評価 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、現代日本語における評価的な「含み」が感じられる現象を対象とし、これらの「含み」が導出される原理を解明し、「含み」に対応する理論的概念の再整備を試みる。現代日本語では、「砂糖入りの緑茶なんか美味しくない」の「なんか」のように、その文が直接的に表す主張(真理条件的意味)のほかに、何らかの評価的な「含み」が感じられる表現が発達している。本研究では、「含み」を表す言語表現が多様に発達した現代日本語の現象の特徴を活かし、日本語学、理論言語学の協働を通して、「含み」の導出には「認識主体」(典型的には話者)による推論の概念が必須であるという仮説を立て、「含み」を分析するための理論的概念の創出を目指す。
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