研究課題/領域番号 |
24K03875
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02060:言語学関連
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研究機関 | 目白大学 |
研究代表者 |
時本 真吾 目白大学, 外国語学部, 教授 (00291849)
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研究分担者 |
曽雌 崇弘 目白大学, 外国語学部, 教授 (00381434)
時本 楠緒子 尚美学園大学, 総合政策学部, 非常勤講師 (10435662)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 間接的発話 / 語用論的推論 / 意図理解 / 脳内相互作用 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、情報伝達の点では非効率な間接的表現がなぜ頻繁に使われるのかという問いを神経言語学的に考察する。Pinker (2008)の「戦略的話者の理論」を仮説とし、間接的発話の聴覚提示に伴う脳波を分析する。頭皮上脳波に発生源推定を施し、言語ならびに他者の意図理解に関わる脳内ネットワークと、脳内で価値を表現する報酬系との因果的相互作用を解析する。間接的発話の動機が発話者の利得であるなら、含意理解の脳内処理においても言語・意図理解ネットワークと報酬系の間に相互作用が見いだせるはずである。また脳内ネットワークの相互作用の分析を通して、実時間意図伝達の神経言語学的因果モデルの構築を試みる。
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