研究課題/領域番号 |
24K03914
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02070:日本語学関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
矢田 勉 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (20262058)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2028年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2027年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 文字言語化 / 文字生活史 / 地域格差 / 方言文献 / 表音表記 |
研究開始時の研究の概要 |
日本においては、仮名が生成され、音声日本語の直接的な文字化による書記言語が成立して以降も、漢字の表意機能や漢文の構文に依拠した文章表記が近代に至るまで併用され続けた。その理由は日本語文字・表記史の解明すべき最大の課題とも言えるが、その原因の一端には、日本語の表音文字表記の、利便性と表裏一体の根源的制約がある。その制約は、特に政治・文化的な中核地域以外での文字生活史の中に顕著にその痕跡を見せる。 本研究は、地方での文字生活史に関わる資料を博捜の上、表記史的分析を加えることによって、日本語文字・表記史叙述の欠を補完するとともに、そうした資料の日本語史資料としての価値を明らかにするものである。
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