研究課題
基盤研究(C)
16~17世紀のキリシタン資料(版本・手稿類)を中心に、外国人によって書かれた日本語のローマ字表記について、キリスト教宣教師による「東アジア布教」の一環としての日本語研究という観点から明らかにする。東アジア布教の拠点であったマカオ(中国)やマニラ(フィリピン)における宣教師による日本語研究と、日本語以外のアジア言語研究の影響関係を探ることで、近代に整備される以前の日本語のローマ字表記のあり方を解明する。