研究課題/領域番号 |
24K03936
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02070:日本語学関連
|
研究機関 | 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所 |
研究代表者 |
柳原 恵津子 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, 研究系, プロジェクト非常勤研究員 (50401162)
|
研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | 記録体 / 助字 / 訓点資料 / 変体漢文 / 平安時代前半期 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、平安中期に発生した記録体が訓点語や文書語からどのような影響を受けながら新しい文体として形成されたのかを、助字類の用法に焦点を当てて調査・記述する。 申請者が以前作成した『金光明最勝王経』平安初期点と新たに作成する九条家本『延喜式』のデジタルデータ(訓読文)を用いて訓法を精査し、読みの場での語法の理解という視点から眺めると、成立時の記録体における助字の語法がどのように説明できるのか分析を行う。 また寧楽遺文、平安遺文、六国史のデジタルデータを用いた調査も行い、上代末期から中古初期にかけての古文書や史書で助字がどのように用いられ、記録体の発生にどう関わったかという観点から分析を行う。
|