研究課題/領域番号 |
24K03950
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02080:英語学関連
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
大澤 ふよう 法政大学, 国際日本学研究所, 研究員 (10194127)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 冠詞 / 第二言語習得 / 文法化 / 定性 / 特定性 |
研究開始時の研究の概要 |
日本人英語学習者にとって冠詞の習得は難しいことはよく知られている。原因として、日本語には英語の冠詞に当たるものが存在しないことがあげられ、何故、理解できないのかは、主に日本人学習者の側に原因があるとされてきた。しかし現代英語の冠詞じたいが、世界の他の多くの言語の実態からは離れた点を含んでいて、日本人以外にも、英語の冠詞の誤用は広くみられる。日本人は、冠詞は話者が話している対象が「何であるか」がわかっている名詞に付けるものとして理解している。これを「特定性」という。実は、世界の言語ではこの理解が主流である。英語の冠詞は、この「特定性」に基づいておらず、それが誤用を生む原因となっているのである。
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