研究課題
基盤研究(C)
本研究では公設日本語学校が果たす役割と機能の可能性を宮城県発のモデルとして提示することを目的とする。具体的には公設日本語学校が開設される地域の多文化共生の現状・課題・目標を明らかにした上で(研究1)、公設日本語学校が開校される前、開校された後の地域社会の変容を質的・量的調査をもとに分析し(研究2)、最終成果として地域づくりにおいて公設日本語学校が持つ役割と機能のモデルを示す(研究3)。人口減が加速する中、公設日本語学校と多文化共生のまちづくりに焦点を当てた本研究は、日本語教育を核とした新たな地域社会形成のモデル構築に寄与する基礎研究として位置づけられる。