2010-2015(第一期)、2016-2023(第二期)に日本人大学生を対象に、学習者の情意面に有効な英語発音教材開発を行った。本研究では、さらに教材の導入利便性と学習効果を高めるための教材の開発を、これまで数値化が困難であった学習者の感情や深層心理の数値化を可能とする感情分析を教材開発の中核として導入し行う。学習者が教材を構成する文字・音声・動画から成る個々の活動のタスクに取り組む時に起きる感情や感性変化を簡易脳波計を用い測定、分析する。本研究で得られる知見は、効果的・効率的な教材の提示、英語音声習得における学生の情意面の変容過程とその特徴を解明すると考えられる。
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