研究課題/領域番号 |
24K04183
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03010:史学一般関連
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
坂江 渉 神戸大学, 人文学研究科, 非常勤講師 (00221995)
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研究分担者 |
古市 晃 神戸大学, 人文学研究科, 教授 (00344375)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 利他行 / 古代廃寺 / 立地場所 / 交通路 / 風土記 |
研究開始時の研究の概要 |
これまでの古代史研究では、地方に作られた寺院や仏教施設は、その建立主体による「権威付け」の装置という見方が主流をなしていた。しかし本研究ではこの視点を認めるものの、「東大寺諷誦文稿」などの史料にもとづき、他方でそれらが、当時の貢調脚夫や、在路飢病者の救療や交通支援を行った地方寺院の役割の大きさに着目する。そのために現地調査を踏まえ、主要な道沿いに建てられたいくつかの地方寺院の立地場所の洗い直しをめざす。また研究を遂行するため、百済・伽耶・新羅などの仏教施設と、交通路との関連性についての研究成果も活用する。
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