| 研究課題/領域番号 |
24K04184
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| 研究種目 |
基盤研究(C)
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| 配分区分 | 基金 |
| 応募区分 | 一般 |
| 審査区分 |
小区分03010:史学一般関連
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| 研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
滝川 祐子 香川大学, インターナショナルオフィス, 特命准教授 (40532932)
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| 研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| 研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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| 配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2024年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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| キーワード | 18世紀後半の対外関係 / 知のグローバリゼーション / 日英露関係 / 大黒屋光太夫 / 鎖国体制時の国際的環境 / 対日通商交渉 / 地理情報 |
| 研究開始時の研究の概要 |
申請者はこれまでの在外資料調査により、欧米に漂民大黒屋光太夫(1783-1792ロシア滞留)関係資料をはじめ、知識人ネットワークによるロシア経由の日本情報関係資料が未調査のままが現存することを確認している。本研究は、これら未調査の18世紀末の在英史料を中心とした在外日本関係資料を精査することにより、外交交渉史、博物学史、地理学史の観点から多角的に英露の極東進出競争におけるイギリスの対日政策を解明し、18世紀末の鎖国日本を取り巻くグローバルな環境・背景を研究する。
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| 研究実績の概要 |
本研究の目的は、鎖国日本をとりまく西欧諸国の対日政策、特にイギリスの対日戦略を明らかにすることである。英国の史料を中心に調査することで、英露の極東進出の競争という視点から、両国の対日外交・日本近海進出と日本の鎖国体制時の国際的環境を再検討することを研究目標とした。研究初年度は、研究に関する在外での一次資料の調査・収集と、関連文献の収集を主な研究の到達目標とした。 一次資料の収集については、2024年8月~9月に渡英し、スコットランド国立図書館、大英図書館、英国国立公文書館、オックスフォード大学ボードリアン図書館等で史料を閲覧し、情報を収集した。これらの研究機関で現地調査を実施し、得られた史料や情報を分析した結果、未発表史料や、発表済の史料の新たな情報を得ることができた。 2024年10月には国際日本文化研究センターの共同研究会「西洋における日本観の形成と展開」(研究代表者 フレデリック・クレインス教授)で、本研究成果の一部を口頭で発表した。この共同研究会で実施した発表を踏まえ、本研究の成果の一部を2025年度中に執筆し、研究論文集という書籍で出版する予定である。そのために、2024年度の研究成果を担当論文内に反映すべく、2025年度の研究活動を実施するよう計画中である。 また研究の成果の一部を上記の書籍とは別に、査読付きの投稿論文にまとめるため、2024年度はその草稿を執筆した。現在もまだ執筆中であるが、この論文を2025年度に投稿できるよう、今後取り組んでいく予定である。
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| 現在までの達成度 |
現在までの達成度
2: おおむね順調に進展している
理由
本研究に必要と考える一次資料の収集については、主に英国と米国に保管されている在外史料を閲覧することを研究目標としている。2024年度にはそれらの研究機関のうち、英国に8月~9月に渡航し、一次資料の閲覧を行うことができたため、それらを評価したいと考えている。主な訪問先の研究機関は、スコットランド国立図書館、大英図書館、英国国立公文書館、オックスフォード大学ボードリアン図書館、国立海洋博物館であった。これらの研究機関で史料を閲覧し、情報を収集した。在外史料を閲覧していると、さらに閲覧が必要な史料が見つかったので、2025年度以降も継続的にそれらを閲覧したいと考えている。 これらの研究機関で現地調査を実施し、得られた史料や情報を分析した結果、未発表史料や、発表済の史料から新たな情報を得ることができた。
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| 今後の研究の推進方策 |
まず、2024年度までに得られた史料に基づき、研究の成果を論文として執筆する。2025年度以降は、関連史料の所在が確認されている米国の研究機関において、一次史料の確認を行い、研究対象とする史料の全体像を把握したいと考えている。また同様に、日本国内の研究機関を訪問し、一次史料を閲覧して情報を収集することを継続する。
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