研究課題
基盤研究(C)
本研究は、近世天草上田家文書を対象に、①データ化された庄屋日記本文全テキストを基に、大規模文書群の目録を再編成し、②文書間の連携と情報構造についてあきらかにし近世日記論へ展開する。③この研究成果を活用したWEB公開を行う。再編成目録・翻刻テキスト・研究成果を、MALUI連携WEB「まるまる舞鶴」(23年4月公開)を基にして、WEB公開を行う。対象とする天草上田家文書は、旧庄屋家が所蔵する民間アーカイブズであり、約1万点の文書群、潜伏キリシタンの天草崩れ、幕府領行政の研究が蓄積され、85年間と長期にわたる庄屋日記が現存する。