研究課題/領域番号 |
24K04194
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03010:史学一般関連
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研究機関 | 神奈川大学 |
研究代表者 |
新垣 夢乃 神奈川大学, 国際日本学部, 助教 (50768174)
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研究分担者 |
藤川 美代子 南山大学, 人文学部, 准教授 (10749550)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2028年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2027年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | テングサ漁場 / 植民地台湾 |
研究開始時の研究の概要 |
テングサを原料とする寒天は、近世から戦後しばらくまでは日本の重要な輸出品であった。明治期には植民地台湾でもテングサ資源が「発見」され、このテングサ漁場には日本の漁業者が参入し、採集されたテングサは日本本土へ移出され、日本で加工された寒天が海外に輸出されていた。これまで、日本の植民地統治の研究は農地などの記述・分析に偏っており、とりわけ海に対する統治の実態は明らかにされてこなかった。本研究は、植民地台湾のテングサ漁場という具体的な漁場を対象として、そこに関与した台湾側と日本側の多様なアクターの動きを分析し、植民地台湾の海の統治の性格に迫る研究である。
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