研究課題/領域番号 |
24K04244
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03020:日本史関連
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
中西 啓太 東京大学, 文書館, 准教授 (30755484)
|
研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
|
配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
|
キーワード | 日本史 / 経済史 / 日本近現代史 / 都市史 / 農村史 |
研究開始時の研究の概要 |
日露戦後~第一次世界大戦後の時期は近代日本社会が新たな様相を見せ始めた時期として注目されてきたが、都市に注目が偏る傾向があった。しかし、近年の研究で農村の村落秩序を近代の産物と捉える理解が示され、相違に留意しつつ両者を視野に入れる必要がある。そこで、日本赤十字社という皇室と関連の深い都市・農村の双方に展開した中間団体や、方面委員や同潤会といった農村から都市へ出てきた人々が直面する居住の問題にかかわって当該期活動した中間団体の活動を具体的に分析し、近代天皇制と言う国家的な秩序と、居住と労働というひとりひとりの「生存」にかかわる問題領域との双方を視野に、当該期の社会秩序の展開を明らかする。
|