研究課題/領域番号 |
24K04245
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03020:日本史関連
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
高橋 美貴 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (90282970)
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研究分担者 |
佐藤 大介 東北大学, 災害科学国際研究所, 准教授 (50374872)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 近世東北 / 鉄・砂鉄 / 土砂 / 銭 / 鍬 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、近世の東日本における鉄の生産拠点であった仙台藩を事例に、18世紀後半以降繰り返された鋳銭事業(鉄銭の鋳造・発行事業)が地域にもたらした環境史的・社会史的な変化を実証的に明らかにすることである。具体的には、当該期の仙台藩における鉄生産の変遷を、1.それと連動して生じた流域の環境的変化を視野に入れた地域環境史研究、2.資源問題や環境問題の影響を受けて進む鉄・砂鉄生産技術の変容を捉える技術史的研究、3.鋳銭事業のもとで影響を受けた鉄製農具の生産・供給に関わる社会史的研究という広がりのなかで実証的に明らかにすることで、産業史的・産業技術史的な枠組みにとどまってきた既存研究を捉え返す。
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