大正期における歴史学の転形と「郷土史研究」の成立

• 研究課題/領域番号: 24K04251
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分03020:日本史関連
• 研究機関: 大正大学
• 研究代表者: 廣木 尚 大正大学, 文学部, 専任講師 (00756356)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円); 2026年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円); 2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
• キーワード: 史学史 / 地方史学会 / 郷土史 / 日本歴史地理学会

研究開始時の研究の概要

本研究では、大正期の歴史学における新しい研究潮流と、地域における歴史研究との関係性を統一的に把握することを目指す。具体的には、まず20世紀初頭に全国各地で設立された「郷土史学会」の実態を把握し、ついで、アカデミアの歴史研究と「郷土史学会」との協働関係を解明した上で、両者の研究成果を比較検討することで、アカデミアと地域の歴史研究が、相互に影響を与えながら、相対的独自性を獲得していった過程を実証的に解明する。