研究課題/領域番号 |
24K04255
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03020:日本史関連
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研究機関 | 中京大学 |
研究代表者 |
鈴木 哲造 中京大学, 法学部, 准教授 (10771123)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2028年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2027年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 感染症対策 / 伝染病予防法 / 地域社会 / 近代化 / 衛生組合 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、明治30年の伝染病予防法により確立した感染症予防体制に関し、地域社会と密接な関係にある市町村と衛生組合の役割に着目する。なぜなら市町村は予防対策の経費を負担し、衛生組合は地域統合の核となり予防対策に住民を動員するとともに、衛生談話会の開催や定期的な大掃除の実施等を通じて近代的な衛生思想の普及に努めており、両者の主体的な活動がなければ予防対策は遂行できなかったからである。本研究は、市町村と衛生組合が予防対策上如何なる役割を果たしたのかを究明し、地域社会の人々が如何にして予防対策に付随する近代的な事物・規範・価値観を受容し、自らの社会を変質させていったのかを解明するものである。
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