研究課題/領域番号 |
24K04280
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03030:アジア史およびアフリカ史関連
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研究機関 | 大阪教育大学 |
研究代表者 |
井上 岳彦 大阪教育大学, 教育学部, 准教授 (60723202)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2028年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2027年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | ロシア帝国 / チベット仏教 / 聖性 / 仏教皇帝 / 氏族制 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、ロシア皇帝の仏教的聖性がいかに生成されたのか、その歴史的過程を解明することを目的とする。そのために、ロシア帝国の二つの仏教徒社会(カルムィク、ブリャート)を比較し、それぞれの社会における僧団、信徒、ロシア皇帝という三者の関係性について氏族制に着目し検証を行う。その目的達成のため、ロシア政府が中央ユーラシア諸民族の国家編入を優先させるために土着の氏族原理を保存したことに着目し、統治の深化とともに氏族制はどのように改変され、僧団はどのように信徒とロシア皇帝の仲介者となったのか、二つの仏教徒社会の比較によって解明することで、ロシア皇帝の仏教的聖性が創出される過程を検討する。
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