研究課題/領域番号 |
24K04292
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03030:アジア史およびアフリカ史関連
|
研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
村嶋 英治 早稲田大学, 国際学術院(アジア太平洋研究科), 名誉教授 (70239515)
|
研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 仏教ナショナリズム / 近代テーラワーダ仏教 / 東南アジア大陸部 |
研究開始時の研究の概要 |
タイ憲法は信教の自由は認めているが、公定の国家イデオロギーは、依然として仏教及び仏教の庇護者である国王を中核とした仏教ナショナリズムである。 本研究は、タイにおける仏教ナショナリズム創出時代である1880年代に遡る。当時は、タイが植民地化の深刻な脅威に直面した時代であり、同時にタイ人エリートにより仏教文献出版が開始されて間もない時期であった。本研究はタイの主要仏教寺院付設の寺院図書室やタイ国立公文書館等が所蔵する仏教刊行物の体系的収集及びその詳細な解読によって、タイにおける初期仏教ナショナリズムの創出過程、概念構成、寺院から人民への普及などを、明らかにすることを試みる。
|