研究課題/領域番号 |
24K04305
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03040:ヨーロッパ史およびアメリカ史関連
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研究機関 | 千葉商科大学 |
研究代表者 |
師尾 晶子 千葉商科大学, 商経学部, 教授 (10296329)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2027年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | ペルシア戦争 / 文化的記憶 / 集合的記憶 / 伝統の創造 / ギリシア |
研究開始時の研究の概要 |
歴史上の戦争をめぐる言説の中で、ペルシア戦争ほど、その後のギリシア世界、さらにはヨーロッパ世界の自己認識に大きな影響をあたえたものはないといっても過言ではない。ペルシア戦争は、あらゆるヨーロッパとアジアの戦いを代弁し、キリスト教徒と非キリスト教徒の戦い、民主主義を守る「正義の戦い」を投影するものとして利用されてきた。本研究は、演説、祭祀、記念碑建立、歴史叙述、集団教育などを通じて「つくられた歴史」が創造・再強化され、ペルシア戦争が後世の戦争の元型となった過程を解明することを目的とする。現代社会における戦争の記憶の継承の問題とそこに存在する困難の問題について相対化する素材も提供するはずである。
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