研究課題/領域番号 |
24K04313
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03040:ヨーロッパ史およびアメリカ史関連
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
肥後本 芳男 同志社大学, グローバル地域文化学部, 教授 (00247793)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 第二次大覚醒運動 / ベンジャミン・ランディ / アメリカ植民協会 / 疑似科学的人種観 / アボリショニズム |
研究開始時の研究の概要 |
本研究課題の実施計画は、概して3段階に分けられる。第1段階では、19世紀初頭の「人種」をめぐる言説の構築過程を考察し、ベンジャミン・ランディの思想と活動について分析する。第2段階では、アメリカ植民協会(ACS)の創設とそれに対するランディおよび白人と黒人アボリショニスト双方の反応を考察する。第3段階では、人種偏見の強いアメリカ社会からの黒人の隔離と自立を望んでいたランディが、なぜACSの活動と距離を置いたのか、加えて、テキサスの独立と西部領土の膨張などについてランディはどのように評価していたのかを分析する。最終的には、当時のアボリショニズムの史的意義と限界を論じる著作を執筆する予定である。
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