研究課題/領域番号 |
24K04314
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03040:ヨーロッパ史およびアメリカ史関連
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研究機関 | 岩手大学 |
研究代表者 |
梶 さやか 岩手大学, 人文社会科学部, 准教授 (70555408)
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研究分担者 |
青島 陽子 北海道大学, スラブ・ユーラシア研究センター, 准教授 (20451388)
福嶋 千穂 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 准教授 (50735850)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2027年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 史学史 / ナショナリズム / ロシア / ポーランド / ウクライナ |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、近世・近代において、カトリックのポーランドと、正教のロシアの両文化圏の影響下に置かれた、現在のリトアニア、ウクライナ、ベラルーシにほぼ相当する地域に関する歴史叙述の登場と近代以降のその変容を考察する。歴史叙述が学術化する一方で、国家やネイションの正当性を支える手段ともなる近代に焦点を当て、ロシア帝国の膨張的な歴史認識がむしろこの境界域の知識人自身による歴史叙述から登場したのではないか、この地域の歴史のポーランド史からの切り離しとロシア史への合流が、ウクライナやベラルーシ、リトアニアなどの新たなナショナル・ヒストリーの誕生に影響を与えたのではないか、という視点から検討を加える。
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