研究課題/領域番号 |
24K04321
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03040:ヨーロッパ史およびアメリカ史関連
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研究機関 | 大阪公立大学 |
研究代表者 |
草生 久嗣 大阪公立大学, 大学院文学研究科, 教授 (10614472)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | ビザンツ / キリスト教 / 西洋中世 / 文書学 / 情報処理 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は,写本を用いた歴史の基礎研究であり,ビザンツ学・文献学という枠組みを保ちつつ,その成果をメディア論に展開することを期すものである.本研究の概要は,以下の2点に整理される. ① 西洋史中世初期における,豊かな類聚(アンソロジー)写本の存在は,コンスタンティノープルを中心としたヘレニズム文化圏における図書・読書人文化の豊かさであることを示す. ② 前近代,写本による類聚書制作の営みは,現代におけるテキストデータ編纂における様々な課題を共有するものであり,その課題に応えた形で原著者や編集者だけでなく匿名の読者(写本の制作依頼者)にも歴史証言者としての意義を見出す.
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