研究課題/領域番号 |
24K04326
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03040:ヨーロッパ史およびアメリカ史関連
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
飯尾 唯紀 東海大学, 文化社会学部, 教授 (80431352)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2028年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2027年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | ハプスブルク / 宗教寛容 / ハンガリー / 複合国家 / 統治の凝集化 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、啓蒙専制君主ヨーゼフ2世の「寛容令」を、17世紀末以来のハプスブルク君主国における諸教会の社団的再編の到達点と位置づけ、この間の①君主と主要教会の関係構築と、②各教会内部の組織変容の実態を明らかにする。事例研究の対象地は、君主国の東半にあたるハンガリーとトランシルヴァニアとする。18世紀の複合国家再編の動きに際し、これら教会が中央・地方の統治にいかに適応を試みたかを明らかにし、宗教・思想史的文脈やヨーゼフの個人的政治志向から考察されがちだった「寛容令」を、18世紀ハプスブルク君主国の統治改革のダイナミズムに位置づけることが本研究の狙いである。
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