研究課題
基盤研究(C)
本研究においては、ルソン島北部のカガヤン川下流域に所在するカトゥガン貝塚を研究期間の前半(1年目と2年目の前半)に、カガヤン川中流域に所在するアンダラヤン遺跡を研究期間の後半(2年目の後半と3年目)に発掘調査することによって、イネとそれに伴う土器群の実態を解明し、カガヤン川下流域と中流域の土器編年を構築し、その編年に基づき初期植物利用の実態と変遷を植物種子と水田址の両方から解明するものである。