研究課題
基盤研究(C)
北部九州・山陰地域の縄文・弥生時代の遺跡から出土したイノシシ類の骨を対象として、骨に見られる家畜化現象(イノシシとブタの形の違い)に着目した形態分析によりブタを選び出し、それらの形態の特徴を明らかにする。同時に骨そのもののAMS法による放射性炭素年代測定を行い、両方の結果をあわせて「どんなタイプのブタが、いつどこで、どの程度の規模で飼育・利用されていたか」を復元する。